ペリカンスーベレーンM800クリームブルーと遊ぶ

Stationary

ペリカンスーべレーンM800クリームブルーの感想記録。M800は自分には大きすぎるかなと心配していたけど、どうしようもなく見た目が好みで買ってしまった。購入からもうすぐ一年経つので、感想書いてみる。

スーベレーンへの憧れ

万年筆を好きになってから、スーべレーンに憧れてはいた。でも、定番商品のストライプ柄の緑がいいか青がいいか、サイズもM400かM600かで決めきれず、ずっと憧れだけがあった。選択肢がたくさんありすぎると人は結局選べないという話を聞くと、私はいつもスーべレーンのことを思い出してしまう。

限定生産品との出会い

決めきれない日々を過ごすあいだに、限定生産品に出会った。ストライプじゃないけどデザインはとても好み。見た目だけなら即決だった。

ネックだったのは、サイズがM800しかなかったこと。値段がすごいのもそうだけど、大きくて扱いづらいのではないかと心配だった。

当時の手持ちの万年筆でいちばん大きかったのはたぶんラミーアルスターで、大きな万年筆を使ったことがなかった。重ためのボールペンやシャーペンも苦手な傾向にあったので、大きな万年筆は避けがちだった。

とはいえ、見た目は強い。何ヶ月か悩んだけど結局購入に踏み切った。字幅はB。とにかく太く書ける万年筆がほしかった。

購入後の本音

書き味

※パイロットカスタム823がいちばん好きな人間の言うこと。

まずは、いまひとつポイントから。書き味は決して悪くないし、インクフローは良いし鉄ペンと同じとまでは言わないけど、個人的には値段相応と思わない。タイミングが合えば調整に出そうかなと考え中。

万年筆を好きでいるつもりではあるけど、淀みなく書きたい欲のほうが強いので、たぶん、私には国産のペンが合っているのだろうなと思った。

重さ・大きさ

大きさ比較。左からM800、カスタム823、エラボー、プロスケ。M800はやたら大きいイメージがあったけど、万年筆としては普通の大きさなんだろうな。調べたらエラボーのほうが重かった。

いちばん心配していた重さ・大きさは、何の問題もなかった。もともと、家置きでモーニングページなどに使うと決めていたおかげもあると思う。M5手帳にはさすがに使ってないけど、個人的にバイブルサイズはあり。なお、「多少文字が太くてつぶれてても、誰かに見せるわけでなし、だいたい読めてインクの濃淡が楽しめればいいでしょ」と考えている人間が書いている。

M800に出会ってはじめて、重い万年筆のほうが力を抜いて持っても安定して、むしろ楽に書けると知った。もちろんスーべレーンの出来の良さのおかげでもあると思う。とはいえ、それまで軽い万年筆ばかり使っていたので、力を抜くとペンを支えられなくて、「力を抜いて書ける」の意味をたぶんわかってなかった。重いボールペンやシャーペンが合わなかったのは、シンプルにそのペンと合わなかったからだと思う。

見た目

最高に好き。クリーム色と青の組み合わせが綺麗で、今でも手に取るたびに幸せになれる。写真だと暗く写ってるけど、実際には室内で使っていてももう少し明るい印象。でも、派手でもない。デザインさすが。

透かすとインク窓も見える。写真は、インク補充から時間が経ってないので見えづらい。

使っているインク

ペリカン エーデルシュタイン タンザナイトを使用中。とりあえず空っぽになるまでインク変えずに使い続けるつもり。

スーべレーンのリング腐食問題を知っていたので、事前に趣味文で調べてpH高めの青インクを選んだ。とはいえ、放置すると成分変わるらしいし、メーカーもサイレントで成分変えることあるらしいし、成分表とかないから変わってもわからないし、話半分。ちゃんと拭いてちゃんと洗おうと心に刻んでいる。

タンザナイトはとてもいい色。手持ちにはなかった、暗いブルーブラックがお気に入り。

万年筆は、買うと増える

手前から、M800、カスタム742、カスタム823

M800を使って楽しいなら、と、カスタム823やカスタム742など、比較的サイズ大きめの万年筆が立て続けに増えた。値上げラッシュが背中を押したところももちろんあるけど、M800買ったのがいちばんの原因だと思う。万年筆を買ったら増えるというのは、本当にある、怖くて楽しい話。

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