Zfと、一ヶ月

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はじめてのフルサイズカメラ、Zfを使い始めて一ヶ月くらい経った。

厳密には一ヶ月ともうすこし経っているのだけど、エクステリア貼り替えのために手元になかった時期があるので、Zfで写真を撮っているのは一ヶ月くらい。

触り始めてからと、一ヶ月ほど触ってみた今との変化を書き残しておく。

重いのは、慣れてきてしまった

おそらく、Zfのデメリットとしてまっさきに挙げられるのが、「重さ」じゃないだろうか。

確かに重い。買うのを躊躇したいちばんの理由が、値段以上に重さだった。もっと重いカメラはこの世にあるのだろうけど、ギリギリ趣味カメラの領域にあるものとしてはかなり重いほうに入ると思う。こんなに重いと持っていくのがめんどうになるんじゃないかと心配でしょうがなかった。最初は片手で持つのもつらくて、左手で持っているものを右手で撮るとか、傘をさしながら撮るのは無理かなあとあきらめていた。

ただ、マニュアルには両手で持って撮影してと書いてあるし、フルサイズのカメラを片手で持とうとするほうがまちがっていると思う。申し訳ない。スマホとコンデジしか使ったことがない人間が一足飛びにフルサイズに手を出すと、変な感想を抱くことになる。

でも、一ヶ月経過するころには、気づいたら片手で持つことが増えた。片手だからブレている、ということもない。持ち出すのがめんどうにも、今のところなっていない。楽しいほうが大きいから、というのもあるし、ギリギリ普段使いの鞄にも入ったから、というのもある。鞄に入るのはかなり良い。

ただ、まあ、軽いカメラに買い替える人がいるのも、よくわかる。一日首から下げているとしんどいので、頻繁に鞄に入れるようにしている。

くもりと雨の日の写真が好きになった

以前は、くもりや雨の日には残したいと思える写真があまり撮れなくて、そもそもスマホもカメラも出さない、ということが多かった。

でも、Zfで撮ったときのくもりの日の写真が、大好きになった。むしろくもっているとわくわくしてくる。日が傾き始めたころの薄暗い写真も好き。イメージングレシピのパワーはかなりある。甘えている。でも好き。くもりの日そのものは前から好きだっただけに、写真も好きになれてとても嬉しい。

晴れの日にできるくっきりとした影や青空が好きなことに変わりはないし、コントラスト強めの写真も、ヴィンテージっぽいのも好きなので、いろいろ試したい。

好きな影。

室内写真が好きになった

薄暗い室内写真に憧れつつ、スマホで思うように撮れず、撮っては消し撮っては消しを繰り返していたのが、やっと解放された。

室内の電気を消してレースのカーテン越しに自然光で撮ると、好きな感じの薄暗い写真が撮れるようになってきた。嬉しい。自分の持ち物が好きだけど、いくら写真を撮ってももやもやしていたから、嬉しい。

お気に入りのロウビキノート。

考えないで撮れる

ある程度撮ってみて、明るさ(F値と露出)と色(ピクチャーコントロールとホワイトバランス)だけ自分でいじって、あとはカメラに丸投げでいいな、と思えるようになってきた。

たまにシャッタースピードをいじったり、明るすぎるときにFをいじったり、気分変えたいときに色をころころ変えたりするけど、とりあえず撮りたいとき用の「これでええやろ」の設定が見えてきた。結果、基本的には何も考えないで撮れるようになってきている。

これでええやろ設定

  • Aモード
  • F値2.8
  • 露出-1〜+1
  • ピクチャーコントロール Setouchi Blue
  • ホワイトバランス 自然光オート雰囲気優先

F値とホワイトバランスはカメラの初期設定のままだし、Aモードにしたのはカメラの使い方の本にそう書いてあったからだし、イメージングレシピはNikonのサイトできれいな写真見つけたからダウンロードしただけ。そして、撮影するときは、スマホより何もかんがえてない。まわりがふわっとぼけるから、撮影対象の一点に集中できる、というのは大きいと思う。

Zf、楽しすぎる

Zfすごいなあ。一眼カメラってすごいなあ。暗くてもピント合ってなくても、なんか好き。Zfに甘えていると思う。でもいいや。甘えても。高かったし。好きだし。うまくなりたいというより、好きになりたかったのだし。

設定をいじくりまわしてたらピントが合わなくなった写真だって、「これでええやろ」と思えるからほんとにすごい。

ただ、「自分の好きはどこにあるのか」と神経を研ぎ澄ませがちになって疲れやすくなっているので、あえてZfと距離を取る日をつくったほうがよさそう。というくらい、Zfにとりつかれている。

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